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歯が抜けた

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歯が抜けたときの対応

 
歯が抜けるという事態は、予期せぬ事故や転倒で顔をぶつけた際に発生することがあります。また、歯周病が進行し、歯が抜けてしまう場合もあります。歯周病で抜けた歯は元に戻すことができませんが、事故や顔をぶつけて健康な歯が抜けた場合、適切な対処をすることで元の位置に戻せることがあります。歯が抜けたら、清潔なガーゼや布で圧迫止血を行い、歯を適切に保管しましょう。出血が止まったからといって、そのまま放置せず、できるだけ早く歯科医院を受診することが大切です。
 

歯が抜けたときの対処と注意点

 
歯が抜けてしまったときには、落ち着いて正しい対応をすることが大切です。まず、抜けた歯を見つけたら、歯の頭の部分を持ち、歯の根っこの部分には触れないようにしましょう。もし歯が汚れていても、水道水で洗うのは避けてください。水道水に含まれる塩素が歯にダメージを与えることがあるためです。その代わりに、生理食塩水や牛乳で軽くすすぐか、それらに浸しておくと安心です。これによって、歯の根っこの大切な部分が守られ、再び元の場所に戻す可能性が高まります。生理食塩水や牛乳が手元にない場合は、歯を口の中に保持して乾燥しないようにしましょう。その後、できるだけ早く歯科医院に行くことが大切です。
※使用する牛乳にロングライフミルクや低脂肪乳などは代用できません。
 

歯が抜けたまま放置するリスク

 
歯は上下合わせて28本(親知らずを除く)がバランスよく並び、物を噛んだり砕いたりしています。初めて歯を失ったとき、「歯はたくさんあるから1本くらい無くても大丈夫」と思われるかもしれませんが、歯はその1本1本が非常に重要です。だからこそ、自然に28本生え揃うようになっているのです。
歯が1本抜けたままの状態で長い間放置すると、他の歯が動いてしまいます。その結果、かみ合わせに影響が出て、治療が難しくなり、治療期間や費用も余計にかかってしまいます。歯を失ったら放置せず、しっかり治療することが重要です。
 
歯が抜けたまま放置するリスク

 

歯を補う治療法

 
歯が抜けた部分を補う治療法には、ブリッジ、部分入れ歯、インプラントなどがあります。ブリッジは、隣の健康な歯を削って土台とし、人工の歯を装着する方法です。部分入れ歯は、取り外し可能な人工の歯を装着する方法で、比較的簡単に取り扱うことができます。インプラントは、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法で、見た目や機能性に優れた治療法ですが、保険適用外で手術が必要となります。いずれの方法も、患者さんの口腔状態や希望に合わせて選択されますので、歯科医師と十分に相談して最適な治療法を選びましょう。
 
歯が抜けた後の治療法

 

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