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歯とお口の健康情報

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差し歯の変色・歯ぐきの黒ずみ

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口元は見た目の印象に影響

 
口元は見た目の印象に大きな影響を与えます。特に会話をしている時、人の目は自然と口元に向かうため、歯の変色や歯ぐきの黒ずみは非常に目立ちやすいです。これらの問題は、外見の印象を損ねるだけでなく、接客業や講師といった人と頻繁に会う職業の方にとっては、ビジネス上の印象にも影響を及ぼす可能性があります。そのため、歯や歯ぐきの見た目に気になる点がある場合は、早めに対処することが重要です。歯科医院で適切な治療やケアを行うことで、清潔感のある健康的な口元を保ち、好印象を与えることができます。

差し歯が変色する理由

 
プラスチック製の白いカップが、時間の経過とともに黄ばみや汚れが目立つようになるのと同様に、保険適用の差し歯もプラスチックの性質があるため、年月とともに変色しやすくなります。この変色は、素材自体の経年劣化に加えて、飲食物による着色が主な原因です。また、プラスチックは金属やセラミックに比べて素材が柔らかいため、表面に微細な傷がつきやすく、そこに汚れが溜まりやすいという特性もあります。

歯ぐき(歯茎)が変色する理由

 
保険適用の差し歯の内面には金属が使用されているため、歯周病や加齢によって歯茎が下がると、金属部分が露出して黒く見える「ブラックマージン」や、金属の成分が溶け出して歯茎が黒く変色する「メタルタトゥー」の原因となることがあります。これらは見た目に悪影響を与えるだけでなく、金属アレルギーを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。
 
歯ぐきの変色する理由

差し歯の変色やメタルタトゥーは作り直しが必要

 
セラミックは長持ち
差し歯の変色やメタルタトゥーが見られた場合、作り直しが必要です。特に、変色や歯茎の黒ずみが目立つ場合は見た目に悪影響を与えるため、早めの対応が望ましいです。作り直す際には、審美性と耐久性に優れたセラミック素材の差し歯をおすすめします。その理由は、再度プラスチックを含む素材を使用すると、数年後に再び作り直しが必要になる可能性が高いためです。セラミックは保険適用外ですが、経年劣化や飲食物による着色が起こりにくく、金属を使用しないためメタルタトゥーの心配もありません。また、自然な歯に近い色合いや透明感を再現できるため、笑顔の美しさを長く保つことができます。

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