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歯が丈夫な方こそ定期健診が必要な理由

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定期健診を受けないリスク

 
歯が丈夫な方でも、定期的な歯科健診を受けることは非常に重要です。「歯が丈夫でむし歯になりにくいから、歯医者に行く必要がない」と考えている方もいるかもしれませんが、この考えは危険です。歯科医院に通う機会が少ないと、歯周病が進行しても気づかないことがあり、最悪の場合、歯を失うことにつながります。また、見えにくい部分にむし歯ができることもあり、放置すると症状が悪化する可能性があります。さらに、口腔がんなどの深刻な病気の発見が遅れることもあります。健康な歯を保つためには、定期的な歯科健診が欠かせません。

歯周病が重症化

 
歯が丈夫でも歯周病になる
歯が丈夫な方でも、歯を支える組織がダメージを受ける「歯周病」にかかる可能性があります。歯周病は進行するまで自覚症状が少ないため、「歯が丈夫だから」と定期的に歯医者に通わないと、知らないうちに悪化し、最終的に歯を失うリスクがあります。特に、むし歯になりにくい人は、日頃のケアが不十分になりやすく、歯石が付着して歯周病が中年以降に急速に進行することがあります。

見えにくい位置のむし歯

 
見えにくい位置のむし歯
むし歯には、歯と歯の間や一番奥の歯など、見えにくい部分にできるものや、見た目ではわかりにくく、痛みを感じないものもあります。こうしたむし歯は、症状が現れないまま進行し、気づいた時にはすでに悪化していることが少なくありません。進行したむし歯は激しい痛みを伴い、治療時に麻酔が効きにくく、痛みを我慢しながら治療を受けなければならないこともあります。そのため、歯が丈夫な方でも定期的な歯科健診を受けることが重要です。早期発見により、むし歯の進行を防ぎ、健康な歯を長く維持することができます。

口腔がんなどの重大な病気の発見が遅れる

 
口腔がんの発見
歯科健診は、むし歯や歯周病のチェックだけでなく、かみ合わせの状態や口腔内にできる他の病気や異変を発見する役割も果たしています。特に、口腔がんは初期症状がわかりにくいため、歯科健診を受けないと発見が遅れ、手遅れになることもあります。歯が丈夫だからといって歯医者に行かないと、こうしたリスクを見逃すことになりかねません。歯や口の健康を守るためにも、定期的な歯科健診を受けることが大切です。

 

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