口臭の種類と対策
口臭は誰にでもあるものですが、自分ではなかなか気づきにくいものです。仮に自分の口臭がひどくても、他人から指摘されることはほとんどないため、多くの方が気にするポイントでしょう。口臭は、一時的なものから生理的なもの、さらには病的なものまでさまざまです。ひどい口臭が続くと人間関係に悪影響を及ぼすこともあります。まずは、口臭の原因について理解することで、具体的な対策や適切なケアを行うことができるようになります。
口臭の種類1:生理的口臭
このような生理的口臭の対策としては、口の中を潤すことが重要です。唾液が減少すると、口内の細菌が唾液で洗い流されずに増殖し、口臭が強くなるからです。口が乾いて「におっているかも」と感じたら、飴をなめたりガムを噛んで唾液を促進させたり、水やお茶を飲んで口を潤したり、口をゆすぐといった対策が有効です。
口臭の種類2:病的口臭
歯周病やむし歯、親知らず、舌の上に厚くついている舌苔などが主な原因で引き起こされます。これらの問題が原因の口臭は、生理的口臭よりも強烈なニオイが特徴です。
病的口臭の対策としては、まず原因となっている病気を治療することが重要です。これは口臭対策というよりも、お口の健康そのものの問題として、できる限り早めに対処しなければなりません。治療を終えた後も、定期的に歯科医院でケアを受けることが、口臭予防につながります。
口臭の種類3:外因的口臭
また、タバコやアルコールは口腔内の乾燥を引き起こし、口臭を悪化させることがあります。外因的口臭は一時的なものであり、原因物質を避けるか摂取後のケアを行うことで軽減することが可能です。