災害時はお口の環境が悪化しやすい

災害時にはお口のケア不足、心理的・身体的ストレス、食生活の悪化、不規則な生活といったものが重なり、劇的にお口の環境が悪化しやすくなります。お口の環境が悪化すると細菌が増加して、お口のトラブルにつながるだけでなく、肺炎など様々な健康被害が起こることが問題となっています。

災害時に起こりやすいお口のトラブル

避難所で手に入る食べ物は、パンや甘いものなど糖分が多いものが多く、歯垢が溜まりやすくなり、むし歯ができやすい。


偏った食生活、ストレスによる免疫低下、歯磨き不足により、歯周病が進行しやすい。


環境の悪化により免疫力が低下し、口腔環境が悪化する。また、お口の中で繁殖した細菌が気道に入って誤嚥性肺炎を起こしやすい。


口腔ケアグッズを準備

災害時の備えとして非常用持出袋に口腔ケアグッズを一通り準備しておくと安心です。